転職・求職

転職しやすい職業と転職しやすい人の特徴

転職するに当たっては、どんな職業の求人に応募するかで、転職のしやすさの度合いが大きく変わってきます。

実際に、どんな職業が転職しやすい職業なのか、また、転職しやすい人にはどんな特徴があるのかを把握しておくことで、転職活動をよりスムーズに進めていくことが可能になります。

転職しやすい職業

その時々の転職しやすい職業を見分ける指標に「有効求人倍率」があります。

有効求人倍率とは、有効求職者数に対する有効求人数の割合で、雇用動向を示す重要指標の一つですが、毎月、厚生労働省から報道発表されています。

有効求人倍率が高い職業は、その職業に就きたいと考えている人(求職者)に対して、多くの企業からの求人があるということなので、それだけ転職しやすい職業といえます。

例えば、有効求人倍率が2倍の場合は、100人の求職者に対して、企業からは200人分の求人があるということになります。

自分が就きたいと考えている職業に対して、どれくらいの求人があるのかを知っておくことは、転職活動をスムーズに進めていく上で、とても重要なことです。

比較的求人倍率が高い職業を紹介します。


土木・建築系の職業

土木・建設関連の仕事は、常時、人手が不足している状態です。

厚生労働省から発表される有効求人倍率も、常に上位にランクされています。

肉体的にハードな仕事なので、希望する人も限られているというのが現状です。

ある程度の年齢になると、体力的にも厳しくなるので、長く働き続ける人も少なく、人手不足となりやすい職業です。

2020年の東京オリンピックに向けて、一層需要が高まることが予想されます。

給料自体が悪いというわけではないので、体力に自信がある人はチャレンジしていてもいいかもしれません。

美容師・理容師

美容師・理容師も、求人が多い職業で、有効求人倍率も、土木・建築系の職業の次いで高くなっています。

店にもよりますが、やる気さえあれば、比較的簡単に正社員として採用されます。

最初は、安い給料で見習いとしてスタートすることもありますが、頑張り次第で、比較的早く正社員になることができることが多いです。

美容師・理容師は、独立しやすい職業であるという魅力もあります。

介護サービス関連の職業

少子高齢化の影響もあり、介護サービス関連の職業は、求人が多く転職しやすい状態が続いています。

仕事内容がハードな割りには、給料がそこまで高くないというのが、求職者が多くならない原因の一つになっています。

待遇面の影響もあり、「介護職離れ」が起こっていて、正社員として就職しようという人が減っているというのが現状です。

今後、社会の高齢化で、ますます需要が増えていくことが予想される職業です。

体力も必要にりますが、やりがいのある仕事なので、条件さえ合えば、転職しやすい職業です。

運送・物流関連の職業

ネット販売の普及によって、物流・運送関連の職業は、人手不足が深刻な状況になっています。

最近では、大手運送業者で運賃の値上げが相次いで行われていますが、人手不足のため、運送会社のドライバーにはハードな仕事が課せられ、仕事が回らなくなっているというのが実情のようです。

アマゾンなどを始めとしたネットショップが、どんどん売上を伸ばしていく中、それらの商品を運ぶ各運送会社では、人手が不足する状態が続いています。

運送ドライバーの仕事は、ハードですが給料は高いです。

また、ネット販売が拡大していく影響で、商品を倉庫に預ける会社も増えているので、物流で使うための倉庫を増やしたり、人員を増やしたりする動きも活発になっています。

この分野では、経験者の募集が多かったですが、最近では、未経験者まで幅広く募集をかけるようになっています。

ホテル・旅館関連の職業

ホテルや旅館も、人手不足が続いています。

繁忙期が近づくと、多くのホテルや旅館で、経験者・未経験者を問わず、求人募集が行われます。

特に旅館は、若い社員が激減していて、人材不足が深刻になっています。

最近では、外国人客の増加に伴って、宿泊施設の需要がどんどん高まっていますが、一方で、ホテルや旅館の人手不足は、今後益々拡大していくことが予想されます。

一般的に、ホテルや旅館の給料は高いですが、人手不足の影響や営業時間が長いことなどもあって、勤務時間が長くなり、体力的にきついといわれます。

そのことが、離職率が高くなる大きな原因になり、人手不足を加速させる要因になっているといわれています。

宿泊客が増える「冬場」「夏場」「花見シーズン」「紅葉シーズン」の前は、求人数が多くなるので、その時期に転職活動をすれば、より良い条件で転職しやすくなります。

IT技術者

情報処理関係の専門的なプログラミングなどを行う「IT技術者」も、求人が多い職業です。

システムエンジニア、ソフトウェア開発、システム運用などのIT系の仕事の需要は年々増加していて、IT技術をもった人材を探している企業は多いです。

ただ、IT技術者の場合は、専門的な技術を持っていることが必須になるので、誰でも就職できるというわけではありません。

IT業界は、実力主義が中心なので、「学歴」や「経歴」などがなくても、ITの専門的な知識があったり、プログラミングのスキルがあれば、転職しやすいです。

独学で知識を習得しても問題ないので、ITに興味があれば、自分なりにスキルアップすることで、転職に繋げることができるかもしれません。

保険の営業職

保険の営業の仕事は、完全な実力主義です。

厳しいノルマが課せられることが多く、入社3年以内の離職率が約8割程度といわれています。

離職率が高いため、求人数も必然的に多くなります。

コミュニケーション力やトーク力があり、地道に営業活動を続けることができれば、職歴や学歴に関わらず、正社員として働くことができます。

保険の営業職は、完全歩合制なので、年収が1000万円を超える可能性がある一方で、契約が取れなければ、給料はどんどん下がっていきます。

営業成績の良し悪しが直接給料に結びつくため、プレッシャーも大きいですが、営業成績が良ければ、一般的な会社員の数倍の年収を得ることも可能な、夢のある職業といえます。

警備員

警備員は、人手不足の状態が続いて、需要に対して供給が追い付いていない状況になっている職業です。

新しいビルや商業施設などのほか、空港、タワーマンション、銀行など、警備員を必要とする場所は、町のいたるところにあります。

警備員に転職するのに、特別な資格は必要なく、経験の有無に関わらず募集していることがほとんどです。

転職する人には、警備員未経験の40代以上の男性が多いという特徴があります。

未経験でも、40代以上の男性なら、比較的早い時期に昇進することができる職業なので、働きがいがある環境といえるのかもしれません。


転職しやすい人

転職しやすい職業があるように、転職しやすい人もいます。

一般的に、転職しやすい人には、次のような特徴があります。

年齢が35歳以下

転職のしやすさに関係する要因に、年齢があります。

一般的に、転職しやすい年齢は、25歳~35歳の頃といわれています。

35歳を超えると、求人数が徐々に少なくなっていき、転職が難しくなる傾向にあります。

若い方が「長く働いてもらえる」「前職からの変化に対応しやすい」などの理由から、会社としては、年齢が若い人を優先して採用する傾向が強いです。

中高年になってからの転職は難しい、というのが現状です。

転職回数が0~2回まで

転職回数が2回程度までならあまり問題ありませんが、3回以上になると、明らかに転職するのが難しくなります。

転職回数が多いと、会社側も、またすぐに辞めてしまうのではないかと考えて、採用を見送るケースが多くなります。

職務の経験年数が適度に長い

職務の経験年数がある程度長い(5~10年程度)方が、採用後に即戦力として活躍できる可能性が高いので、採用されやすい傾向にあります。

転職回数が多く、職務の経験年数が短い場合には、転職が難しくなることが多いです。

ただ、職務の経験年数が0(未経験)の場合は、年齢が若いほど、転職に有利になります。

前職の雇用形態が正社員

正社員に転職する場合には、前職が正社員であった方が、転職に有利になります。

一方、前職が派遣社員や臨時社員など、非正規社員であった場合には、正社員に転職することは難しいといわれています。

理由として、非正規社員の場合は、正社員のような責任のある仕事をしておらず、社員教育なども正社員ほど受けていないと捉えられてしまうということが挙げられます。

経験年数が同じでも、正社員と非正規社員とでは、経験の質が違うと判断されてしまうというわけです。

まとめ

転職がしやすい職業、転職しやすい人の特徴を紹介しましたが、実際には、その人がどれだけ熱意をもって転職活動を行うかによって、転職できる可能性も変わってきます。

転職しやすい条件に当てはまらない場合でも、本当に転職したいと強く考えている職業があるなら、転職が難しいとされている職業でも、挑戦してみることは大切なことです。

転職したことで不満を解消することができたとする人は、約8割と非常に多くなっています。

現在は、かなりの売り手市場といわれているので、全般的に、転職が成功する可能性は高くなっています。

転職エージェントに登録するなど、支援サービスを上手く利用することで、悔いのないように転職活動を頑張りましょう。

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